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2019-10-07 07:24

CEATEC JAPAN 2018 「VR」ブースレポート~!|VRTIMES

CEATECが今年も開催。私達VRTIMESは、初日となった16日(火)に会場へ行ってまいりました!今回は数ある出展の中から、「VR」をテーマにまとめてました!今年で19回目の開催となったCEATEC。毎年多くの企業が参加し、最新の技術や情報が一堂に会する場となっています。記事を読んで気になった方はぜひ会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?〈開催概要〉日時:10月16日(火)~19日(金)の4日間 午前10時~午後5時場所:幕張メッセ料金:当日登録▶入場料一般 1,000 円・学生 500 円    Web 事前登録者・ご案内状持参による当日登録者▶入場無料    ※学生20名以上の団体および小学生以下は入場無料【LAWSON】これからのコンビニのカタチ数多くの企業が出展している中、一際会場を賑わせていたのがこちらのLAWSONブース。電子タグ(RFID)を用いた新しい決済の形を実際に体験できる「購買エリア」には、実際に購入体験をしようと訪れた人で混みあっていました。私達が注目したのは、LAWSONの目指す”おいしさ” ”健康” ”おもてなしと楽しさ”を体験できる「未来のローソン体験エリア」。注目の理由はこちら・・・なんとLAWSONブースにVTuberが!?LAWSONの目指す”おもてなしと楽しさ”の一環として彼女、「星影みくる」ちゃんが登場しました!厳密にはVTuberではなく、LAWSONの接客を行うバーチャルクルーだそうです。実際にみくるちゃんとお話ししてきました!みくるちゃんのオススメのLAWSON商品などを聞いていると・・・いつの間にかこんな人だかりが!!CEATEC会場ではこのような展示は珍しかったのか、この後も多くの人が足を止めていました。私達VRTIMESとしても注目度が高かったので、担当者の方にお話をお伺いしました!今回のキャラクター登用は、新しいおもてなしスタイルの可能性を示す目的がありCEATECの出展に向けて用意されたものだそうです。将来的な人材不足の可能性に対しAIではなく、キャラクターを通したヒューマンティックでパーソナルなコミュニケーション、おもてなしを提供したいとの思いでこのような取り組みを行っているとのこと。もちろんAIを使わないわけではなく、会話データを蓄積し活用を目指しているそうで、今後の展望が気になります!!ゆくゆくは自分の好きなキャラクターが接客してくれたり、キャラクターが自分のことを覚えていてくれたり、またお店に行きたくなるようなおもてなしを人とテクノロジーの共創で目指していきたい、と仰られていました。LAWSONが創る未来型コンビニ。より楽しく、よりスマートにお買い物が楽しめる日が待ちきれません・・・!ブースでは、LINEのお友達登録でクーポンもゲットできるのでご来場の際は訪れてみてはいかがでしょうか。【楽天技術研究所】VR世界で接客しちゃう?!楽天技術研究所が現実化した次世代型接客「遠隔スタイリング支援システム」でVRを活用していました!遠隔地にいるスタイリストさんが、店舗にいるお客さんに対してファッションアドバイスをしてくれるシステムです。こちらがVR装置を着用したスタイリストさん。コントローラでVR画面を操作し、私と会話しながら楽天市場のアイテムを使って全身コーデしてくれました~。こちらが店舗にいる私ですが画面を通して遠隔操作でスタイリングされてます。笑育児や介護の都合で店舗に出られないスタッフが在宅でも店舗にいるお客さんに対して接客が可能です。将来、店舗にいけば好きなVTuberさんからスタリングしてもらえるかも?!【カブドットコム証券】 VRを使った新しい投資スタイル、「VR-Station」こちらは三菱UFJフィナンシャル・グループのブースの一角にあるカブドットコム証券の展示です!カブドットコム証券で展示していたのは、仮想空間上のトレーディングルームにVRを使って入り込み、実際にそこで取引を行ったり情報収集・確認をできる「VR-Station」という新しい投資スタイルです!株の取引ではリアルタイムの様々な情報が必要となります。従来の方法ではディスプレイの画面上に幾つものタブを開くか、ディスプレイを拡張するしかありませんでしたが、「VR-Station」では仮想空間にその情報が全て表示されており、上下左右に自分好みの配置が可能です!実際に体験してきました!奥のPCの下画面は従来の取引時の画面、上は実際にVRで見ている画面です。情報が重ならないように並んでいて、首を振って直感的に情報を確認できるので、とても見やすい!操作もコントローラを用いたVRならではの直感的な操作も実現されています。この技術はまだ展開されていませんが、旅行先など取引する場所や、病気でデスクに行けなかったり体が不自由であったりという人の状態などに縛られることなく、より多くの人が株取引への参加が可能となっています。「VR-Station」は、まだ株取引をやったことがない方にとっては、第一歩を踏み出す入り口であり、すでに取引をしている方にはより簡単な取引を提供する可能性をもつツールであると実感しました!コントローラを変えれば違う操作も可能になっていくそうなので、今後どのように機能が増えていくのか楽しみです!【竹中工務店】VR空間でよりリアルな免震体験を。商談率もUP!?竹中工務店ブースでは、よりお客様にリアルな免震体験を提供できるようにと、VRを活用していました!建設会社としてお客様には画像や動画、更には振動台に乗ってもらう等いろいろな方法で免震の大切さを発信されていました。その中でも特にVRを活用しての免震体験はお客様の背の高さに合わせて体感していただける点や、わざわざ振動台にお連れしなくて良い点等、さまざまな利点があるようで、VRの活用頻度は非常に高いようです。私も実際体験させていただきましたが、免震があるものとないものだと室内にある備品の揺れが全然ちがっていました。【FORUM8】VR空間内では品川駅!ジェットコースターで駅周辺を一周!FORUM8さんのブースでは品川駅をVR空間で再現しており、品川駅周辺をジェットコースターで一周してきました!もともとは土木系の会社さんだったようで現実の道路や建物を3D図面化し、VR空間を通してお客様に色々なサービスを提供しております!他にも、設計図面を3D化してVRでのPRや道路障害による交通シミュレーション、高齢者向けのドライビングシュミレーターへの取り組みなど、さまざまな活動をしております。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!【KOA】風の見える化!?「Windgraphy」をVRで体験会場を進んでいると何やら大きな正方形の物体が・・・近付いてみると、風車!?これは一体何なんだ?ということで、出展しているKOA株式会社の方にお話をお伺いしました。聞くところによると、この正方形の物体は会場の風の流れを風車の回転で感知するもので、今回の出展に向けて特別に作製したものだそうです!存在感がすごい・・・そして、なんとこちらのモジュールが動く様子をVRで体験することができるそうです!モジュールから得たセンシングデータがVR空間上でもリアルタイム連動しており、時々で変化するモジュールの様子や風の流れをより近くで体験してきました!センシング技術を用いて「Windgraphy」という、風の流れや強さを感知して光の強弱や色で示してくれるという製品を展示していました。風がどのように流れているのかを誰でも直感的に知ることができます。今回はこの「Windgraphy」の応用として、 ”風” を建築資材のひとつとして空間をデザインする「風感設計」を提案していました。今後この技術がどのように応用されていくのか、とても気になりますね!CEATEC、最新の技術を自分の目で!以上、CEATECのレポートをお送り致しました。いかがでしたでしょうか?今回、私達はVR関連の出展にフォーカスしましたが、それ以外にも様々な企業が技術展示を行っており一足先に未来の社会に触れることができました。その技術の1つとして、または技術を紹介するツールの1つとしてVR技術が使われており、VRのこれからの更なる活躍を感じるイベントでした!VRの活用を目指す企業様、シンプルにVRに触れてみたい方、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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