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2020-01-27 04:18

SIGGRAPH 2018参加レポート-特別編(VR@50) | Kabuku Developers Blog

はじめに カブクの甘いもの担当&ヘッドマウントディスプレイが世に出た時と同じ年に産まれた高橋憲一です。 8月の12日から16日までカナダのバンクーバーで開催されたSIGGRAPH 2018の参加レポートの特別編として、VRについてのセッションの情報をお届けします。 (前編はこちら) ヘッドマウントディスプレイ50周年 Ivan Sutherland氏によってヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)が初めて開発されてから50周年を記念して 「VR@50: Celebrating Ivan Sutherland's 1968 Head Mounted 3D Display System」 というパネルセッションがあり、当時関係者だったレジェントたちからの話を聞くことができました。 Sutherland氏の話 VRのゴッドファーザーと呼ばれるSutherland氏からは、HMDシステムはヘリコプターの会社の暗視カメラと連動するヘルメットにインスパイアされたといったようなこと等の様々な裏話があったのですが、殆どスライドを使わずに約30分話し続けていました。 氏の話が終わった後にはスタンディングオベーションが起こりました。こうした技術カンファレンスでスタンディングオベーションが起こる場に居合わせたのは初めての経験です。 投影の仕組み 現在のように有機ELや液晶のパネルなど無い時代、ディスプレイとして小型のブラウン管を使用していたため高圧電流が流れる(危険な)機器を頭に装着することに... トラッキングの仕組み 超音波を使ったものとメカニカルなシャフトを使うものとの2種類で実験していたとのことです。 超音波を使うものは不安定だったようですが、 メカニカルなバージョンの方は下記写真のスライドに「SWORD OF DAMOCLES(ダモクレスの剣)」と表現されるほどの大きなシャフトが天井からぶら下がっており、そこに繋がることで回転や移動をトラッキングしていうことで、何とも大掛かりな仕組みです(これに比べれば現在のOculus RiftやHTC VIVE等のHMDの後ろから伸びてPCに繋がるケーブルなんて大したことないと思えてしまいますw)。 HMDを通して見えていたもの HMDのHello World ワイヤーフレームで、ドアの部分には方向を示すS, N, W,

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