2019-12-05 05:17
最小オン時間が短いロームの超高速パルス制御、FPGAや車載セカンダリーの電源ICにも適用
ロームは、最小オン時間が9nsと短い超高速パルス制御技術「Nano Pulse Control」の適用範囲を拡大させることを、2019年4月17日〜19日に千葉県幕張メッセで開催の「TECHNO-FRONTIER 2019」で明らかにした。現在、Nano Pulse Control技術は、マイルドハイブリッド車(MHEV)などに向けた降圧型DC-DCコンバーターIC「BD9V100MUF-C」に適用されている。このICを使えば、48Vのバッテリー電圧を一気に3.3Vや2.5Vに降圧して電子制御ユニット(ECU)に供給することが可能になる。12Vや7Vなどの中間バス電圧を経由することなく一気に降圧できるため、電源回路の小型化や高効率化などを実現できる。しかもスイッチング周波数は2.1MHzと高い。
日経 xTECH(クロステック)
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