今年も個性的なVRゲームが光る、台北ゲームショウ2019レポ
2019年1月24日~28日、台湾・台北市にある台北國際世貿中心にて「台北ゲームショウ 2019」が開催されました。期間中合計で32万人以上の来場者が訪れたこのイベントでは、最新のVRタイトルが数多く展示されていました。本記事では、ショウに出展されていたタイトルの紹介、そして台湾でのVRゲーム動向についてレポートします。 (会場の様子。一般公開日の4日間は常に満員電車のような混雑ぶりでした) ショウ全体でのVR動向としては、あまり大きなトピックはありませんでした。というのも、昨年はブース出展をしていたHTCが今年は不在。先日のCESで発表されたVIVE Pro Eyeや、VIVE Cosmosについてのアップデート情報は得られなかったためです。 その分、というわけではありませんが、インディーズ系ではVRタイトルを手がけるメーカーが気を吐いていました。台湾の独立系デベロッパーびWOWWOW Labは目立つ場所にブースを構えて、開発中の対戦型VRゲーム「TAG WAR」を展示・実演していました。 スーパーマーケットが舞台の主観視点シューターで、ハンドスキャナーで陳列されたバーコードを読み込むと武器やアイテムが出現。それらを使って相手をやっつけていき、最大4人ずつでのチームで勝敗を競います。複数人対戦ということもあって、わちゃわちゃとしたプレイ感覚が楽しかったです。 日本のメーカーも数社が自社ブースを構えていました。グランディングは、PC、PS VR向けに開発中の「スペースチャンネル5 VR あらかた★ダンシングショー」を繁体字付きで出展。東京ゲームショウ出展時と同じく、PSVR版でのオンライン協力プレイの試遊が可能でした。「スペースチャンネル5」シリーズはこれまでアジア圏で発売されたことはないとのことですが、大勢の来場者で賑わっていました。 ショウ主催によるINDIE GAME AWARDでは、Unknown Worlds
MoguraVR
続きを読む